コアミックスは、芝浦工業大学と連携し、「漫画がもたらす生体反応」に関する研究を進めています。
この研究の一環として、芝浦工業大学大学院の電気電子情報工学専攻修士2年生・栗原蒼太さん(写真左)が発表した論文が、APRIS2024というアジア・太平洋地域における国際カンファレンスにおいて、Best Work-in-Progress Paper Awardを受賞しました。
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研究の目的は、漫画を読むことが人に与えるポジティブな効果(ストレスの低減)を明らかにすること。
漫画の主人公と読者の性格が類似することによる、ストレス低減効果を栗原さんは調査。その結果、性格の類似が上述の効果を生むこと、性格類似がない場合よりもある場合のほうが効果が高いことが示唆されている旨が、論文で報告されています。調査にあたり、コアミックスが刊行する4作品が使用されました。
栗原さんの論文はこちら
【研究に用いられたコアミックスの刊行作品】
『終末のワルキューレ』
『ガチ恋粘着獣 ~ネット配信者の彼女になりたくて~』
『アルテ』
『ちるらん 新撰組鎮魂歌』
APRIS2024とは……
アジア・太平洋地域におけるロボットIoTシステム、および関連開発・プラットフォーム技術に関する国際カンファレンス。
主に若手研究者の継続的な研究を奨励し、確かな技術成果を発表することを目的とする。学会発表が期待できる論文のほか、最終報告ではなくても有用な情報が含まれるものは積極的に採用・評価する方針で実施された。2024年11月2日〜6日に開催。
http://www.sigemb.jp/APRIS/2024/